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千葉県松戸市 逮捕 昏睡強盗罪 | 刑事事件の弁護士ならあいち刑事事件総合法律事務所

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千葉県松戸市 逮捕 昏睡強盗罪

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所 千葉支部

 

昏睡強盗罪について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所 千葉支部が解説します。

千葉県松戸市に住むAさんは、年末に同市内の居酒屋で開かれた高校の同窓会で、女性Vさんが身に付けていたロレックスの高級腕時計を一目見て「高そうだな」「売ったらお金になるかもしれない」と思い、これを自分のものにしようと考えました。そこで、AさんはVさんに近づき、繰り返しお酒を注いではVさんにお酒を飲ませ、Vさんを泥酔状態にしました。そして、Aさんはその隙をみてVさんから腕時計を奪い取りました。ところが、数か月後、Aさんは千葉県松戸警察署の警察官に昏睡強盗罪で逮捕されてしまいました。飲み会の後、Vさんが腕時計がなくなったことに気づき、千葉県松戸警察署に被害届を提出しました。そして、警察が捜査を続けていたところ、Aさんが千葉市内の質屋で腕時計を売ったことが明らかとなり逮捕に繋がったようです。Aさんは、Vさんから腕時計を奪ったことは認めていますが、昏睡強盗罪で逮捕されたことには納得がいっていないようです。そこで、Aさんは接見に来た弁護士に、昏睡強盗罪ではなく窃盗罪で処罰を受けることができないか相談することにしました。
(フィクションです)

~ 昏睡強盗罪 ~

昏睡強盗罪は刑法239条に規定されています。

刑法239条
人を昏睡させてその財物を盗取した者は、強盗として論ずる。

「強盗として論ずる」とは、法定刑を強盗罪(刑法236条)と同じ「5年以上の有期懲役」とする、という意味です。
強盗罪と言えば、人にナイフなどを示したり、暴行を加えることでお金などを強取することイメージしがちです。しかし、人を昏睡させ、その犯行を抑圧してお金などの財物を奪取する行為は、強盗罪に匹敵するほどの可罰性を有することから、強盗罪と同じ刑の重さの罪としたのです。

「昏睡させ」るとは、睡眠薬や麻酔薬などの薬物を使用し、アルコール飲料を飲ませ、あるいは催眠術を施すなどして、人の意識作用に一時的又は継続的な障害を引き起こさせることをいいます。暴行を用いて人を昏睡させて財物を奪うのは昏睡強盗罪ではなく強盗罪に当たります。

刑法236条
暴行又は脅迫を用いて他人の財物を強取した者は、強盗の罪とし、5年以上の有期懲役に処する。

昏睡させる行為は、盗取の犯人自らか、その共犯者が行うことが必要です。したがって、まったく関係のない他人が被害者を昏睡させたのに乗じたり、被害者自らが昏睡又は熟睡している隙にその財物を奪取する行為は、昏睡強盗罪ではなく、窃盗罪(刑法235条)に当たります。

刑法235条
他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。

昏睡強盗罪の「昏睡させる行為」は、あくまで「財物奪取」に向けられたものでなければなりません。

昏睡させる行為→財物奪取

この点、Aさんはどうでしょうか?
確かに、AさんはVさんに近づきお酒を飲ませる(つまり、昏睡させる行為)を行っているとも考えられそうです。
しかし、本件現場は同窓会場の居酒屋です。
Vさんにお酒を注ぐ人はAさんのほかにも複数いたでしょう。
そうした方々が注ぐお酒と相俟ってVさんが泥酔したというのであれば、Aさんがそれらの方々と意思を通じてない限り、昏睡させたとは言い難いとも思えます。

仮に、Aさんの行為が昏睡させる行為に当たらないのであれば、Aさんの罪は窃盗罪に留まるでしょう。
昏睡強盗罪の法定刑は5年以上の有期懲役(上限20年)、窃盗罪は10年以下の懲役又は50万円以下の罰金と大きく開きがありますから、上記の点は慎重に検討しなければなりません。

刑事事件において罪を犯した「疑い」の程度で逮捕されますから、逮捕罪名と最終的に確定する罪名とが異なるということはよくあることです。
その場合、罪が重たくなることもあれば、反対に軽くなることもあります。
逮捕されたからといって納得せず、諦めず、弁護人とよく相談し合ってご自身の主張を貫く必要があります。

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