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神戸市灘区 無料相談 毒物での殺人罪 | 刑事事件の弁護士ならあいち刑事事件総合法律事務所

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神戸市灘区 無料相談 毒物での殺人罪

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所 神戸支部

 

殺人罪について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所 神戸支部が解説します。

神戸市灘区に住むAさんは以前から神戸市灘区に知人Vさんと仲が悪かったのでVさんを殺してしまおうと考え、Vさんの飲み物に致死量の毒薬を混入させました。
そしてそれと同時に友人BさんもたまたまVさんを殺害しようと考え、同じ飲み物に致死量の毒薬を混ぜ込みました。
AさんとBさんは何の連絡もしておらず、互いに協力する意思もありませんでした。
結果、その飲み物を飲んだVさんはAさんとBさんが混入した両方の毒薬の作用により死亡しました。
このような場合、AさんとBさんにはそれぞれどのような犯罪が成立するのでしょうか。
(この話は事実を基にしたフィクションです。)

~条件関係~

本件でAさんとBさんはそれぞれVさんの飲み物に毒薬を混入させVさんを死亡させているところ、両者には殺人罪(刑法第199条)が成立するように思われます。
ただ本件ではAさんとBさんがそれぞれ混入させた両方の毒薬が作用してVさんが死亡しているところ、どちらかの行為がなかったとしてもVさんは死亡していた可能性が高いです。
このような場合にもAさんとBさん両者に殺人罪が成立するのでしょうか。

まず、刑法において罪の成立が認められるには行為と結果との間に因果関係が必要であるとされています。
そして因果関係が成立するには行為と結果の間に条件関係が存在することを前提として、社会生活上の経験に照らしてその行為からその結果が発生することが相当であると認められることが必要であると考えられています。

この条件関係とは「行為なければ結果なし」と表される関係であり、その行為がなければその結果が発生しなかったといえる場合に認められます。
これを本件について見てみるとAさんの行為がなくともBさんの毒薬の効果によりVさんは死亡していたであろうし、反対にBさんの行為がなくともVさんは死亡していたと考えられます。
とすると、「行為なければ結果なし」とはいえないのでAさんの行為及びBさんの行為とVさんの死亡結果との間には条件関係が認められないとも思われます。

しかしAさん又はBさんが単独で毒薬を混入させた場合には条件関係が認められうるにもかかわらず、AさんとBさんが偶然に同時にVさんを殺害しようとしたために条件関係が否定されるのでは妥当性を欠くと思われます。
なのでこのような場合、複数の行為をまとめて取り除いたならば結果が発生しないという関係が認められる場合にはそれぞれの行為と結果との間に条件関係が認められると考えられるべきです。

本件においてもAさんとBさんの行為を一括して取り除いたならばVさんの死亡という結果は発生しないと考えられます。
よって、Aさんによる毒薬を混入させるという行為とBさんによる毒薬を混入させるという行為はそれぞれVさんの死亡結果との間に条件関係が認められる可能性が高いです。

そして飲み物に致死量の毒薬を混入させることによりそれを飲んだ者が死亡することは社会生活上の経験に照らして相当といえるので、Aさん及びBさんの行為とVさんの死亡結果との間には因果関係が認められます。
そのように判断された場合、AさんとBさんはいずれも殺人罪の罪責を負います。

もしAさんの毒薬が効き始める前にBさんの毒薬だけが作用してVさんが死亡した場合等には、Aさんによる毒薬混入がなくともVさんは死亡していたといえるのでAさんの行為とVさんの死亡結果との間の条件関係は否定される可能性が高いです。
もし条件関係が否定された場合、Aさんは殺人罪ではなく殺人未遂罪の罪責を負います。

~参考条文~
刑法第43条前段 犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができる。
刑法第199条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。

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